＜第15日目： 8/11（金）＞ リスボン ～ シントラ ～ ロカ岬

いよいよ明日は帰国になります。

最後の観光先に選んだのは、リスボンから鉄道で40分、シントラ(Sintra)です。

夏の避暑地として王侯貴族に愛された地とのこと、ペナ宮を見に行きます。

まずはアパートを出て、すぐ近くのカフェバルで食事を。

中庭が良い雰囲気だったのですが、さすがに日中は暑い・・・・。

それでもサラダやサンドイッチをいただいて、エネルギー補給。

坂道を下って、リスボンの駅へ向かいます。

鉄道に乗って、約40分。　シントラの駅に到着します。

駅からペナ宮まではバスが出ています。

のんびりとした駅に到着、バスに乗り込みます。

20分程経つと、ペナ宮の入口へ到着。

ここから坂道を上がりながら、ペナ宮へ向かいます。

暑くてつらいですが、頑張って上りました。

すると、見えてくるのはかわいらしい色とりどりの建物。

ディズニーランドにありそうなおとぎの城、ペナ宮に到着しました。

16世紀完成の城でムデハルやバロック、マヌエル様式が混在した不思議な城。

たくさんの見学者でごった返していました。

並んで中へ入って行きます。

素敵な宮殿の中を見学したら、これからもうひとつの観光地、

ロカ岬へ向かいます。

シントラの駅から、ロカ岬へはバスで30分ほど。

ゆったりした景色を眺めているうちに、あっという間に到着しました。

観光案内所の前にバスは到着。

そこからゆっくり大西洋に向かって歩いていきます。

草むらが広がり、その先に十字架を頂くモニュメントが。

ロカ岬のシンボルです。

ここがユーラシア大陸の最西端に位置する岬。

昔から地理の教科書で見ていた場所に、やっと到着することができました。

スペインやフランスなど周辺国へは何度か行っていたのですが、

ポルトガルを訪れたことがなかった私たち。

今回の旅の大きな目的のひとつは、このロカ岬を訪れることでした。

気持ち良い潮風が吹いて、青く澄み渡った大西洋が広がる、

とても美しい景色でした。

大満足のまま、今回の旅の観光を終えます。

バスと鉄道に乗って、リスボンへ戻ります。

最後の食事は、ガイドブックに載っていた地元の方がよく行くレストランへ。

レストランに到着すると驚いたことが・・・。

何と地元向けレストランの風貌だったのですが、その後建て替えをしたようで、

すっかりお洒落なレストランとなっていました。

残念・・・・。

何だかメニューもお洒落で高級になってしまって、

安くて美味しい感がなくなっていました。

それでも最後の晩餐を済ませて、長い旅の無事完了を祝います。

夜道をゆっくり歩いて、アパートに到着。

明日は帰国。

飛行機が15：30発と遅いので、午前中は街をぶらぶらする予定。

それに合わせて荷物を整理して、就寝。

本当に長く、楽しい旅でした。