<最後に>
旅行としてはかなり長い、15泊17日間の旅が終わりました。
旅の初め、マルセイユやゴルドが遠い昔のように思えます。
フランスでは、久しぶりの海外に興奮しつつも、
フランス語オンリーのメニューや、英語の通じない店員さんが多くて、
四苦八苦しながらの毎日。
それでも昔から憧れていた南仏プロヴァンスに来れてリゾート気分を満喫できました。
そしてその後は、ピレネー山脈を越えて、巡礼の旅へ。
スペインに入って、少し言葉が通じることにほっとし、
また2回目の巡礼路だったので、今度は余裕を持って楽しめた妻。
フランスとはまた違った雰囲気に、気持ちが改まりました。
サンティアゴ・コンポステーラでレンタカーを返して、
バスに乗ってポルトガルへ。
ポルトガルは夫婦ともに初入国でした。
スペインよりのどかで、より安全な雰囲気があると聞いていましたが、
ポルトの港や、コインブラの大学など、美しい景色と歴史ある街が混在した、
素敵な国でした。
リスボンは聞いていた通りの坂の街。
坂の下に広がる、オレンジの屋根と青い海。
異国情緒がありました。
最後に、ユーラシア大陸最西端のロカ岬へ。
長い長い旅が終わりました。
こうして改めて見ると、3か国、それぞれ特徴のある街を旅してきました。
どれも印象深い街でした。
これだけ長い旅でも、特に事故もなく、盗難に遭うこともなく、
安全に楽しく過ごすことができ、本当によかったです。
忘れられない素晴らしい思い出の旅となりました。
またどこかの国で、レンタカーの旅をしたくなりました。